せぐの人体実験

メンタル不安定ながらも、不安定な物事が嫌いではない人間のブログ。

Audition 〜LaLaLand〜

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ラストに近い曲で、いい曲で字幕もあったのですが、ちょい意訳してみました。

 

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私のおばは若い頃パリに住んでいました。おばはうちに来るたびよく話してくれました、海の向こうにいた頃の話を。

私がよく覚えているのは、おばが川に飛び込んだ話です。

 

裸足で、微笑んで、躊躇なくセーヌ川に跳ねてくるりと回って飛び込んだ

水は凍りつくほど冷たく、おばはひと月クシャミしていた

でも、できるならまたセーヌ川に飛び込みたいとおばは言う

おばのような夢見びとがいたからこそ

はた目には、おばはおかしく見えたと思うけど

そうした話に強く打たれる私の心があるからこそ

私たちはこういう生き方をする

 

おばは限りなく広がる空の感覚をつかんだ

枠の中に収まってしまうほどの小さな夕陽

彼女はお酒を呑み過ぎて発作で亡くなった

私はこれからもずっとおばの持っていた炎を絶やさない

おばのような夢見びとがいたからこそ、

はた目には、おばはおかしく見えたと思うけど

おばの話に強く打たれる私の心があるからこそ

私たちはこんな生き方をする

 

おばは、少しの狂気が大切なのと言った

そうすれば新しい色が目の前に現れる

その色を追っていくといい

それが常に新しく生きるということ

常に抵抗をするの、少し尖った丸石みたいに

 

絵描き、詩人、そして演劇、そしてそこには夢を追う愚か者たち

はた目には狂っているように見えても

それに強く打たれる心があるからこそ

私たちはこういう生き方をする

 

私はおばの生き方をたどっている

おば、雪、そしてセーヌ川

その中を微笑みながら

再び飛び込みたいというおばに思いを馳せている