せぐの人体実験

メンタル不安定ながらも、不安定な物事が嫌いではない人間のブログ。

何が格好いいのか、まだ分からない。

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昨日はシティボーイズ、今日はそれを引き継ぐ存在、東京03の話題です。

 

☆ストーリーのネタバレはありません☆

 

2016年に前身となる公演を経て、2017年から正式に、年1公演ユニット「FROLIC A HOLIC」(笑いのおふざけ、の意)を組み、脚本・演出オークラ、出演は東京03おぎやはぎ、浜野謙太(在日ファンクVo.)が中心となって、東京だけでワンウィークのみ公演をしています。ああ、東京までは行けないなーと、6月の単独の終わりに知って、ショボンとしていました。

 

でも!!今年は2018/02/25の千秋楽に映画館での生中継ライブビューイングがあったので、観に行きました。舞台のお笑いや演劇は、ライブビューイングといえども、ナマモノだから、クセになります。拍手とかしてしまいます。舞台は、年1、2回のお楽しみ。プリンスがもういないからライブもいかないし!夜お酒飲みに出歩くことも何年かに一度しかないし!名古屋にはなかなかいい舞台来ないし!と、吟味して選んで行ってます。

 

日替わりゲストがアンタッチャブル山崎でしたから、劇場も映画館にも時間のしばりがある中、飯塚悟志が山崎のしつこさに

ごめんなさいーー許してぇーー

と懇願するところがもう、ヒイヒイ笑っちゃってたまりませんでした。最前列にいた私から、隣の下の子、女性を挟んだ彼氏。私とその彼氏君は、席からずりおちては戻りながら、ヒイヒイ笑っていました。ツボが同じらしい。

 

行く朝から行く直前まで死んだように空き時間はいっぱいいっぱい眠剤で寝ておいて、行きました。

 

この2月は毎年、一日1イベントのために体力温存作戦です。苦手なイオンモールに行くときはもう、必死です。

ブラブラと眺めたりするお買い物は本当に苦手なのです。

 

私の好きな出かけは、

映画館(暗いから人がそこそこいてもいい。ただし、端っこや突き当りの奥など)

舞台(同じ理由)

美術館(静かだから気が散らない)

ここの店、と決めた上でのピンポイントでのお買い物。

美容室。

これくらいです。

たまーに喫茶店かな、あとは。うむ。

 

話は外れましたが、フローリックアホリックは生バンドが特徴で、ジェントル・フォレスト・ジャズ・バンドを従えた演者兼歌い手の浜野謙太の歌唱力も、歌詞も良かったです。

 

今日の俺カッコ悪かった

悩んで決めたのにカッコ悪かった

行き先に分岐点を作らないで

まだ何も分からないのだから

 

(頭の印象に残ったところだけ、ウロの記憶なのでフレーズはぴったり正確ではありません)

 

たしかになー、何も分かんない中自分も生きてるなーと思いました。見かけなんてまぁいいかって思いました。

 

『何が格好いいのか、まだ分からない。』というタイトル。

 

あがいてあがいて、ハタから見たら、おいおいオマエ大丈夫かよ、ってくらい醜態晒してジタバタしてる人が意外と格好良くて、

オレ、イケてるしー、とある時点でとどまっちゃってる面白くない人は格好良くないのかな、と。

 

飯塚悟志の役柄の目を通してさまざまなオトコの人を見るのだけれど、ジタバタした友だちに巻き込まれて切羽詰まった飯塚悟志(泥人形とまで揶揄されるのに!)がカッコよく見えたりする面白い構図もあったりしました。

 

作家のオークラは遅筆で有名だから、そこまで考えて深く作ってないのかもしれないけれど、今回は複数のシチュエーションの同時進行を通じて、1つのテーマ『格好よさ』に対してはっきりと、東京03たちの考える答えに近いものが見えた気がしました。

 

結果丁寧に作られている。これが遅筆でやっつけならば(おぎやはぎ曰く、今回も本の仕上がりはすごく遅かったらしい)、オークラは三木聡みたいに個性的で面白い作家になりそう!

(敬称略)