せぐの人体実験

メンタル不安定ながらも、不安定な物事が嫌いではない人間のブログ。

PRINCE PRIVATE VIEW

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from

PRINCE   A PRIVATE VIEW

by AFSHIN SHAHIDI

(St.Martin's Press, 2017)

 買おうかなぁ、どうしようかなぁと、2000年代前半までの写真家STIEVE PARKEのも持ってるしなぁ...と迷っていたけど、やはりスケールあるバンドになった後の殿下が見たくて購入してしまった。

 

プライベートビューというものの、写真家に「頼まれて撮ったラフな写真」以外は常に殿下には「緊張感、エナジー、パッション」がみちていた。こりゃ疲れるわ...

 

これだけ常に全身全霊尽くしてプライベートをも過ごしていたのなら、早く天に召されても仕方がなかったのかな...と思った。無駄のないコーディネート、丁寧になされたライブの準備などを見るにつけ、彼は楽しんでいたかもしれないが常に自分の音楽とステージングに勝負かけていたのだと思った。だから私も大好きだったのだ。

 

ほんとに最後、なくなる直前からスタートしたピアノ・アンド・マイクロフォンというピアノ主体のソロツアーを始めたころが、やっと力が抜けていたのかもしれない。その頃のプレスの写真を見ると、もうやつれてやつれて死相が出てた。ソロピアノにしたのも、ダンスのステージングが無理だったのかな、と寂しく思う。

 

そんなプライベートビューぽくない写真集の中で、おそらく最後の来日2002年の東京のホテルオータニの庭園でのショットや日本の空港を行き来した時、たった1人のSPの後ろについて歩いていたり、飛行機からの通路でピョンと跳ねてふざける写真があった。

彼は日本だけではこんな風にひとりでラフに歩いていた、との記述。

 

こんなに楽しんでリラックスできたなら日本に、もっともっと来て欲しかったなぁ。 

 

やっと泣かずに殿下関連の本を眺めることができた。いや、今度開いたら泣くかもしれない。